高速自動多層フルートラミネーターによる段ボール包装箱の製造

上段ボールと下段ボールは同期して前進します。段ボールの片側はサイドレイによって位置決めされ、もう片側はスプリングレイによって位置決めされます。つまり、もう片側がスプリングレイに当たると、紙は跳ね返ってサイドレイに近づきます。前方への移動はプッシャーによって押されます。下段ボールを糊付けし、上段ボールでプレスすることで、多層の下段ボール紙が形成されます。その後、多層の下段ボール紙は糊付けユニットに送られ、ボール紙とラミネートされます。プレス後、多層ラミネート紙が完成します。

● 段ボール・波板紙の登録はハーモニックギアにより行われます。
● また、この機械は、多層段ボール紙と厚紙のラミネートだけでなく、単層段ボール紙のラミネートも可能で、1+2、3+2、1+2+2、3+2+2 など、さまざまなラミネートを実現できます。
● LQMT-1450W 自動フルートラミネーターは、3 in 1のラミネート加工に加え、段ボール紙を用いた単層のラミネート加工も可能です。本機は、上部用紙供給ユニット、用紙搬送ユニット、上部用紙位置決めユニット、上下底部用紙供給ユニット、上下底部用紙位置決めユニット、ハーモニックギア、2つの糊付けシステム、そしてプレスコンベアユニットで構成されています。
● 給紙ユニットは、上面の用紙をスムーズに排出ローラーへ送り込みます。上面の用紙の動きは、主に上面加圧ホイールを備えたベルトによって制御され、用紙の確実な給紙を実現します。
●上紙サイドレイ位置決めシステムによりラミネート前の転写精度を確保します。
● 下部紙供給ユニットは主に吸引ベルトを使用して、段ボール紙を下部紙位置決めユニットにスムーズに送り込みます。
● 下部用紙位置決めユニットでは、プッシャーが用紙を前方に押し出す際に、下部用紙の給紙精度も確保します。
● 糊付けシステムは下紙に糊を供給し、上紙と下紙の貼り合わせを確実にします。
● 糊付け後の上紙と下紙をコンベアユニットで加圧し、良好な貼り合わせを実現します。